地質調査技士(現場技術・管理部門)を目指す

このページは、地質調査技士(現場技術・管理部門)を目指す人のために開設いたしました。 主に過去問の解答・解説、試験方法などについて記載していきたいと考えています。図書などを参考に記載していきますが、記載に誤りが含まれる可能性があります。 誤りがあった際はコメントをお願い致します。全地連では平成19年の過去問より無料公開していますが、出題された当時より改訂された物事があるため、基本的に過去問は新しい年より解答を載せています。

地質調査技士資格及び国土交通省の地質調査業者登録規程について

タイトルの「地質調査技士資格及び国土交通省の地質調査業者登録規程について」は、

平成29年の出題に書いてあったので参考にこのタイトルにしました。

基本的に1問目はタイトルに多少の相違はありますが、地質調査技師という資格について、または地質調査業者登録規程について問われる問題が出ています。

 

各年ごとの問題と解答を記載しておきます。

 

H29

1. 次は,地質調査技士資格及び国土交通省の地質調査業者登録規程について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 地質調査技士資格は,国土交通省の地質調査業務共通仕様書において,業務内容により主任技術者の資格として認められている。
(2) 地質調査技士資格は,国土交通省をはじめ,その他多くの発注機関で発注要件として活用されている。
(3) 地質調査業者登録規程の登録要件には,財産的要件が定められている。
(4) 地質調査業者登録規程における登録が無い場合,地質調査業を営むことはできない。

 

正解は、(4)

地質調査業者登録をしなくても地質調査業を営むことはできます。

 

H28

1. 次は,国土交通省における地質調査技士資格の活用について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 地質調査技士資格は,設計業務委託等技術者単価における調査業務の職種区分として定められている。

(2) 現場調査部門および現場技術管理部門は,地質調査業者登録規程における現場管理者の資格として認められている。

(3) 地質・土質調査業務共通仕様書における主任技術者の資格として,業務の内容により認められている。

(4) 平成26年度に創設した民間資格の登録制度(公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格登録)に登録されている。


正解は、(1)


地質調査技士資格は、設計業務委託等技術者単価における調査業務の職種区分として定められていません。

http://www.mlit.go.jp/common/001172212.pdf

(国土交通省 H29年度 設計業務委託等技術者単価について)

 

ちなみに設計業務委託等技術者単価の業種区分に「地質調査技師」という項目は存在しますが、これは「高度な技術的判定を含まない単純なボーリング作業の現場における作業を指揮, 指導する技術者で,現場責任者,現場代理人等をいう。」と示されているため、「地質調査技士」とは異なります。

 

H27

1. 次は,地質調査技士資格について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 国土交通省の地質調査業務共通仕様書では,業務内容により主任技術者の資格として認めている。
(2) 地質調査を行う場合,地質調査技士の現場従事が法律で定められている。
(3) 5年毎の登録更新を行わなかった場合,資格は失効する。
(4) 多くの公的発注機関では,地質調査業務発注の資格要件として地質調査技士資格を活用している。

 

正解 は、(2)

地質調査技士の現場従事は法律で定められていません。

実務的な話になりますが、ボーリングマシンの操縦者に何かあった際にマシンを停めるためにも「ボーリングマシン安全衛生特別教育」は受講しておいた方がいいと思います。

 

H26

1. 次は,国土交通省の地質調査業者登録規程および地質調査技士資格について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 地質調査業者登録を行う場合,登録する全ての支店・営業所に,現場管理者を置くことが義務づけられている。
(2) 地質調査業者登録規程による現場管理者は,同時に同規定による技術管理者になることはできない。
(3) 地質調査技士資格は,国土交通大臣認定資格である。
(4) 地質調査技士資格は,国土交通省をはじめ,その他多くの発注機関で発注要件として活用されている。

 

正解は、(3)

昭和59年に建設大臣の認定を受けましたが、後の平成13年、閣議決定により廃止が決定されました。 

その後、平成27年国土交通省 技術者資格登録規定による登録(「現場調査部門」など3部門すべて)を受けました。

 

H25

1. 次は,国土交通省の地質調査業者登録規程について述べたものである。不適切なもの一つを選び 記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 地質調査業者登録をする場合,登録する全ての支店・営業所に,現場管理者を置くことが推奨されており,義務づけられてはいない。
(2) 現場管理者は,専任が原則であり,同一人が地質調査業者の現場管理者であると同時に技術管理者になることはできない。
(3) 「地質調査技士」は,地質調査業者登録規程の現場管理者の資格として認められている。
(4) 地質調査業者登録の有無に関わらず,地質調査業の営業は自由に行うことができる。

 

正解は、(1)

地質調査業者登録をする場合、常勤かつ専任の技術管理者を置くことが義務付けられている。

 

H24

1. 次は,国土交通省の地質調査業者登録規程と地質調査技士の資格について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 地質調査業者の登録が無い場合,地質調査業を営むことができない。
(2) 地質調査業者の登録規程には,技術的要件や財産的要件が定められている。
(3) 地質調査技士は,国土交通省の地質調査業務共通仕様書において,業務内容により主任技術者の資格として認められている。
(4) 地質調査業者の登録には,地質調査の技術上の管理をつかさどる専任の者を置く必要がある。

 

正解は、(1)

地質調査業者登録制度とは、土木建築に関する工事に必要な地質、または土質について調査等を行う地質調査業を営む者が、一定の要件を満たした場合に、国土交通大臣の登録がうけられる制度です。登録の有無に関わらず、地質調査業の営業は自由に行うことができます。 

 

H23

1. 次は,国土交通省の地質調査業者登録規程と地質調査技士の資格について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 地質調査業者登録をする場合,登録する全ての支店・営業所に現場管理者を置くことが義務づけられている。
(2) 地質調査業者の登録規程には,技術的要件および財産的要件が定められている。
(3) 地質調査技士は,地質調査業者登録規程の現場管理者の資格として認められている。
(4) 地質調査技士は,国土交通省の地質調査業務共通仕様書で限定的ながら主任技術者の資格として認められている。


正解は、(2)

 

 

H22

1. 次は,国土交通省の地質調査業者登録規程と地質調査技士の資格について述べたものである。不適切なもの一つを選び記号((1)~(4))で示せ。

 

(1) 地質調査業者登録をする場合,常勤かつ専任の技術管理者を置くことが義務づけられている。
(2) 地質調査業者登録をする場合,登録する全ての支店・営業所に,現場管理者を置くことが義務づけられている。
(3) 地質調査技士は,地質調査業者登録規程の現場管理者の資格として認められている。
(4) 地質調査技士は,地質調査業者登録規程の技術管理者の資格としても認められている。

 

正解は、(4)

地質調査業者登録規程の技術管理者の資格として認められていません。

http://www.mlit.go.jp/common/000006226.pdf

(地質調査業者登録規定)

第三条に詳細が記載されています。

  1. 学校教育法による大学又は高等専門学校において特定の学科を修めて卒業した後、地質調査に関し15年以上実務の経験を有する者
  2. 国土交通大臣が1.に掲げる者と同等以上の知識及び技術を有するものと認定した者
  3. 技術士法による第二次試験のうち技術部門を建設部門(選択科目を土質及び基礎とするものに限る。)応用理学部門(選択科目を地質とするものに限る。)または総合技術管理部門(選択科目を建設一般並びに土質及び基礎とするもの又は応用理学一般及び地質とするものに限る。)とするものに合格し、同法による登録を受けている者